2024年 作業着to作業着へSDGsへの取組について
サスティナブルな未来へ向けて
利根川産業では、持続可能な開発目標(SDGs)達成への取り組みの一環として、古くなった作業着を回収し、新しい作業着へとリサイクルする活動を行っています。
この「服から服を作る」水平リサイクルを実現するために、BRINGプロジェクトと協力しています。
BRINGプロジェクトとの協力
BRINGプロジェクトは、使われなくなった衣類を回収し、新しい衣類へと生まれ変わらせる取り組みを行っています。
世界のファッション産業では年間で9200万トンものごみが発生しており、服の回収イベントでは一度に約3トンの服が集まります。
毎年5200万トンのポリエステルが生産されており、その多くが廃棄される現状を変えるために、BRINGプロジェクトはケミカルリサイクル手法を用いて、何度でもリサイクル可能なシステムを提供しています。
2023年度の成果
昨年度、弊社では合計6.5kgの作業服をリサイクルしました。
この取り組みにより、不要になった作業着が再び作業着として生まれ変わり、廃棄物の削減と資源の有効活用に貢献しました。持続可能な社会を目指し、リサイクルを通じて環境負荷の低減を実現しています。
サスティナブルなポリエステルの利用
ポリエステルは非常に汎用性の高い素材であり、多くの作業着に使用されています。
BRINGプロジェクトのケミカルリサイクル技術により、ポリエステルを何度も再利用することが可能となり、環境への負荷を大幅に軽減することができます。
この技術を利用することで、廃棄されるポリエステルの量を減らし、サスティナブルな素材としての可能性を広げています。
未来への展望
2024年度も引き続き、作業着のリサイクル活動を推進してまいります。社員一人ひとりがリサイクル活動に積極的に参加し、SDGsの達成に向けて共に取り組んでいくことが重要です。
環境に優しい企業としての責任を果たし、持続可能な未来を次世代に引き継ぐために、全社一丸となって努力を続けてまいります。
私たち利根川産業は、今後も環境保護と持続可能な社会の実現に向けて、様々な取り組みを行ってまいります。皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
監修
広報利根川
利根川産業の今を知っていただき、社内外の人たちに情報発信を行っていきます。廃棄物業界の枠組みにとらわれることなく、新しいことにチャレンジし会社の魅力をいち早くお届けします。