2020.12.24 社内情報
首都圏における積雪が伴う廃棄物収集運搬について
当社では、毎年都心部の積雪に伴う廃棄物収集運搬についてBCP(Business Continuity Plan)計画を練っております。
先日関越道での1000台以上の車が立ち往生したニュースを見ていよいよこの時期が来たのかと感じました。
都心部では数センチの積雪により交通網は麻痺し、東京23区を中心とした廃棄物収集運搬も普段とは全く異なる時間帯の回収となります。
降雪するタイミングにもよりますが、我々廃棄物収集は早朝からの出庫が通常となっていますので、道路などは新雪の状態で走行に大変苦慮します。
首都圏における積雪時、ここ数年の当社での経験から以下のようなことが懸念されます。
目次
【近年の傾向】
近年では地球温暖化による影響か、自然災害の猛威が増しております。
一昨年の台風時の対応など各店舗の営業時間の調整や、会社出勤のテレワーク対応などコロナ禍によりより進化し対応していっているのではないでしょうか。
数年前までは必ず回収に行かなくてはいけないという風潮がありましたが、働き方改革などの影響で変化を感じられます。
【廃棄物収集運搬サービスの準備】
収集運搬部門においては、この時期はチェーンの確認、脱着講習、脱着の角材、環状線(環七・環八)を使用しないルート検証、など準備を万端に行い積雪に備えております。
しかしながら以下のような場合に限り廃棄物収集運搬サービスの中止を判断させて頂きます。
【関東首都圏において大雪が降り、首都交通網がマヒすることが予想される場合の対応】
弊社では大雪対策を万全に致しており、極力通常回収をさせて頂く所存では御座いますが、路面凍結等による道路の通行止め、或いは道路交通の麻痺による大渋滞の為回収
に誠に残念ながら、回収中止と判断させていただく可能性があります。
大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了承くださいますようにお願い申し上げます。
尚、曜日回収店舗に関しましては、翌日以降回収日をずらして対応させて頂きます。
雪が降り、喜ぶのは子供だけと言われますが、首都圏は暖冬で過ごしやすい冬本番を迎えてほしいものです。
監修
利根川 靖
株式会社利根川産業の二代目経営者。業界歴20年で東京都廃棄物の組合理事も兼任。
廃棄物業界を盛り上げようと地方の業者と連携。得意分野はITツールにて生産性を高めること。
これからの若い人材が業界で働きたくなる魅力づくりに奮闘中。