事業系ごみで排出されるペットボトルのリサイクルにお困りの方へ!弊社で回収する4つのメリットも紹介
- 首都圏でペットボトルを処分するところはないかな・・・?
- 中国の環境規制で今までの処分先が荷物止めになっちゃうんだよね・・?
- 排出事業者からもう少し有効なリサイクル方法の提案を求められて・・・。
近年のリサイクル業界の環境変化において、ペットボトルの処理についてご苦労なされている方も多いのではないでしょうか?
弊社は東京23区を中心とした廃棄物収集運搬及び処分リサイクル会社であり、年間数千トンもの廃棄物を適正に運搬・処分している会社です。
この記事の内容は以下のようになっています。
この記事を読むことで、東京を中心とした首都圏全般のペットボトルリサイクル先の確保が可能となります。
この記事を読みご興味やご関心がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
事業系ごみで排出されるペットボトルのリサイクルについて
事業系ごみとは、オフィス・店舗・商業施設などから排出されるごみを指します。
家庭ごみと事業ごみは区別され、回収方法や処理方法が異なる場合があります。
事業ごみで排出されるペットボトルは、家庭ごみのように資源ごみとして集積所に出すことは基本的にできません。
事業系ごみの身近な例として、コンビニやスーパー、公共施設などに設置されているペットボトル専用のごみ箱が挙げられます。
法的な義務はないものの、事業系ごみとして排出されたペットボトルは排出した事業者が責任を持って処理とリサイクルを行うことが推奨されています。
事業系ごみで排出されるペットボトルの分類一覧
事業系ごみとして排出されるペットボトルは、排出される形態によりいくつかの種類に分類されます。
事業者が自ら排出した事業系ごみに加え、利用者が持ち込んだごみも事業系ごみに分類されるので注意が必要です。
下記の表は、事業系ごみとして排出されるペットボトルの分類一覧です。
類型 | 排出責任者 | 業種の主な例 |
自動販売機脇排出型 | 飲料販売事業者 | 自動販売機オペレーション事業者 |
自社排出型 | 事業者 | 工場、オフィス等全ての事業者 |
拠点持込型 | 店舗 | スーパーマーケット、コンビニエンスストア、生活協同組合等 |
利用者排出型 | 交通機関 | 鉄道(駅含む)、空港、高速サービスエリア、バス、フェリー等の海運業 |
利用者排出型 | レジャー施設 | スポーツ観戦施設、映画館、遊園地等のレジャー施設 |
ペットボトルのリサイクルは本当に必要?
ペットボトルのリサイクルの必要性を考える時には、長期的な目線を持つことが重要です。
ペットボトルのリサイクルは、リサイクル業者にかかる費用や分別する時の手間、運搬用に使う車から排出される二酸化炭素などの面から、非効率だと考えられてしまうことも少なくありません。
リサイクル技術は日々向上していると言っても、短期的な目線ではまだまだ非効率な方法が採用されているリサイクル場も数多くあります。
しかし、将来的に「循環型社会」を目指す上ではペットボトルのリサイクルは必要不可欠です。
リサイクルは短期的に考えると、コストや手間の観点から非効率だと考えられてしまいます。
しかし、長期的な視点で考えると人間社会の発展・維持という面では大きな役割を果たしてくれるのです。
近年では、リサイクルのシステム化が進み、リサイクルしたペットボトルからより高品質なプラスチック製品が作れるようになっています。
これから更に技術が進歩すれば、コストや手間の削減はもちろん、「真の循環型社会」を目指すことができるでしょう。
ペットボトルリサイクル方法についてのご紹介
下記の動画では、ペットボトルリサイクルの詳しい方法を紹介しています。
弊社でリサイクルを行う利点も解説しているので、業者選びがスムーズになるのではないでしょうか。
ペットボトル100%リサイクルで安心・安全
中国への輸出禁止でペットボトルの処分にお困りではありませんか?
弊社は、10年以上も前から大手スーパーマーケット等から排出されるペットボトルのリサイクルを行っております。キャップやラベルが付いたままの状態でもしっかり除去して国内向け高品質なAグレードのフレークにしています。しかも、提携しているペレット加工業者を通じて国内有名繊維メーカーに納入しているので安心・安全です。
ペットボトルフレークの特徴
当社では、ペットボトルのキャップとラベルを最新の設備によって分離し、「完全フレーク化」を行い、その100%を国内化繊メーカーに販売しています。
このペットボトル化繊は世界一とも言われる加工技術を用い、再生品でありながらヴァージンと同等の汎用性があり、被服だけではなく様々な実用品として、実際に日常生活で手に取ることが可能な製品に生まれ変わります。
フレークとは
ペットボトルのリサイクルはボトルを溶かして再利用するのではなく、一旦再生原料となる小片(フレーク)を作った上で、様々な再利用品に利用されます。再生フレークはペットボトルを8mm角くらいの小片に粉砕し、よく洗って乾かした物です。
ペレットとは
フレークを一度溶かして小さな粒状に加工した物です。運搬・貯蔵が容易になり、主に繊維にする時に使用されます。
繊維等に加工する時の取り扱いが容易になり、ペレットは小さな弾丸(丸薬)という意味です。再商品化する商品によってペレットに加工するか、フレークのまま製品化するかで分けられます。
弊社でリサイクルを行う4つのメリット
次に、弊社でペットボトルのリサイクルを行うメリットを紹介します。
具体的なメリットは下記の4つです。
- 廃棄物処理法やコンプライアンス対策が万全
- 明瞭会計&ペットボトル処分費の健全化
- 少量の持ち込みも歓迎
- その他のリサイクル原料の同時受付も可能
廃棄物処理法やコンプライアンス対策が万全
収集運搬費が発生する場合は産業廃棄物となります。廃棄物処理法に基づき、契約書の締結、マニフェストの発行(電子マニフェストにも対応)も行っています。また、基本的に受入れした当日から翌日には処分が完了し、フレーク化されたペットボトルは「有価物」となるため、最終処分も同時に完了となります。
明瞭会計&ペットボトル処分費の健全化
自社の公認台貫で計量(10㎏単位)するため、曖昧になりがちな「㎥」とは異なり買取価格が明瞭です。
「㎏」単位で計測をするので、排出事業者様への適切な処分費の請求が可能です。
少量の持ち込みも歓迎
原料となる「ペットボトル」は少量での持ち込みも歓迎します。大量の原料をストックできないなどスペース・車両に限りがある場合でも小ロッドでお持ち込みください。
その他のリサイクル原料の同時受付も可能
お持込みのペットボトル以外にも、廃プラスチック類(RPF)、発泡スチロール、缶瓶、古紙などのリサイクルを行っていますので「1ストップ」で様々な物を下ろすことが可能です。弊社で処分可能な物は全てリサイクルし、国内メーカーに売却されます。
お問い合わせは下記のバナーをクリックし詳しい情報をお知らせください。
下記のバナーボタンをクリックすることで、弊社のより詳しいリサイクル実績を知ることが可能です。
ペットボトル事前搬入テストでトラブル防止
ペットボトルは様々な種類、使用されていた経緯があります。事前のテスト搬入と丁寧なご説明で、リサイクルの可否や処分費の不安を解消します。「このペットボトルはリサイクルできるの?」とお悩みの方はお気軽にご相談下さい。
ペットボトル搬入までの流れ
ペットボトルリサイクルに適さないもの
下記に表示するようなボトルが混在している場合は、高品質なフレーク製造に品質に影響を及ぼします。排出事業者様へ分別のご協力をお願いします。
また、当然のことながらペットボトル以外の物、缶、瓶、その他プラスチックごみなどは分別の徹底をお願いします。特に瓶の混入は多大なる影響を及ぼしますので、ご注意ください。
ペットボトル搬入方法
弊社に搬入するペットボトルは、ビニール袋から取り出し、ペットボトルのままの状態での搬入にご協力頂いております。
搬入方法としては、以下の4つのパターンがあります。
- パッカー車
- アームロール
- フレコンパック
- プレス加工品
定期搬入をご希望のお客様には弊社にてフレコンパックをお貸しします。
①パッカー車
パッカー車とは、車両に投入したゴミを自動的に荷箱へ押し込み、圧縮する装置を持った機械式のゴミ収集車のことです。
②アームロール
アームロールとは、荷台を脱着できる装置をシャシーに備えたトラックのことです。
③フレコンパック
定期搬入をご希望のお客様には弊社にてフレコンパックをお貸しします。
④プレス加工品
圧縮して頂いたごみを搬入することも可能です。
ペットボトルリサイクル工場見学も随時受付中
お申込み頂ければ基本的にいつでも工場見学が可能です。しっかりとした処分内容にご納得して頂いた上で、弊社へのご搬入をご検討下さい。現場と応接室で丁寧にご案内させて頂きます。
まとめ
事業系ごみとして排出されるペットボトルは、排出した事業者が責任を持って処理・リサイクルを行うことが推奨されています。
弊社では、東京23区を中心に年間数千トンもの廃棄物を適正に運搬・処分しており、事業者様のご負担が少ないような処理方法をご提案いたします。
ペットボトルを高品質なフレークに加工する技術で、環境への負担が少ない方法でリサイクルをすることが可能です。
ご不明点がある方や詳細を知りたい方は下記のお問い合わせボタンより、ご連絡ください。
下記のバナーボタンをクリックすることで、弊社のより詳しいリサイクル実績を知ることが可能です。
監修
利根川 靖
株式会社利根川産業の二代目経営者。業界歴20年で東京都廃棄物の組合理事も兼任。
廃棄物業界を盛り上げようと地方の業者と連携。得意分野はITツールにて生産性を高めること。
これからの若い人材が業界で働きたくなる魅力づくりに奮闘中。