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2025.01.15 業界情報

【2025年最新版】店舗の廃棄物分別、もう迷わない!種類からコスト削減まで徹底解説

「毎日出るゴミ、ちゃんと分別できているかな…?」

店舗を運営されている皆様、日々の業務お疲れ様です。お客様へのサービス提供と同じくらい重要なのが、事業活動に伴って発生する廃棄物の適切な処理です。しかし、「種類が多くて分別方法が分からない」「時間がないからついまとめて捨ててしまう」といったお悩みを抱えている方も少なくないのではないでしょうか。

実は、廃棄物の分別を徹底することは、コスト削減や法令遵守につながるだけでなく、企業のイメージアップにも繋がる重要な取り組みです。

この記事では、店舗で発生する代表的な廃棄物の種類から、正しい分別方法、そして分別を徹底することによるメリットまで、分かりやすく解説します。さらに、株式会社利根川産業が提供する店舗廃棄物収集サービスについてもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

この記事は、以下のような方におすすめです。

  • 店舗で発生する廃棄物の分別方法について詳しく知りたい方
  • 廃棄物処理にかかるコストを削減したい方
  • 法令を遵守し、適切な廃棄物処理を行いたい方
  • 株式会社利根川産業のサービスについて知りたい方

1. 店舗でよく発生する廃棄物の種類

店舗から排出される廃棄物は、大きく分けて事業系一般廃棄物産業廃棄物の2種類に分類されます。それぞれに適切な処理方法が定められているため、まずはどのような廃棄物が該当するのかを把握しましょう。

1-1. 事業系一般廃棄物

事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、産業廃棄物以外のものが該当します。店舗でよく見られるのは以下の通りです。

  • 可燃ごみ: 

    売れ残りや期限切れの食品、紙くず、木くず、繊維くずなど

  • 不燃ごみ: 

    食品残渣の残っているプラスチック類

    詳しくはこちらをご覧ください。

知らないと損している、事業系一般廃棄物についてのまとめ

1-2. 産業廃棄物

事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、法令で定められた特定のものが該当します。店舗の種類や業態によって排出されるものが異なりますが、飲食店や食品を扱う店舗では以下のようなものが考えられます。

  • 廃プラスチック類
  • 金属くず、ガラスくず、陶磁器くず、小型家電製品など

  • 廃油: 食用油の廃油など

  • 汚泥: 排水処理施設から発生する汚泥など

産業廃棄物の処理は、都道府県知事などの許可を受けた専門の処理業者に委託する必要があります。

詳しくはこちらをご覧ください。

これだけは押さえるべき産業廃棄物の基本について

1-3. 資源ごみ

  • 紙類: 新聞、雑誌、段ボール、コピー用紙など
  • プラスチック製容器包装: ペットボトルのボトル本体、食品トレー、レジ袋など
  • 金属くず: 空き缶、金属製の容器など
  • ビン・缶: 飲料用、食品用のビン・缶など

      2. 正しい廃棄物の分別方法

      廃棄物の分別方法は、廃掃法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)によって細かくルールが定められています。まずは、店舗が所在する自治体のHPなどで分別ルールなどを必ず確認しましょう。

      一般的な分別方法のポイント

      • 分別区分を守る: 可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみなど、事業系ごみの分別区分に従って分別します。

      • 水気を切る: 生ごみなどはしっかりと水気を切ってから排出します。

      • 異物を混ぜない: 資源ごみに可燃ごみや不燃ごみが混入しないように注意します。

      • 危険物を適切に処理する: モバイルバッテリー・スプレー缶・ライターなどは、中身を使い切ってから、しっかりと分別してください。火災などの重大事故につながる可能性があります。

      【例:資源ごみ「紙類」の分別】

      • 〇: 新聞、雑誌、段ボール、コピー用紙、チラシ、牛乳パックなど

      • ×: 感熱紙、カーボン紙、写真、防水加工された紙、油で汚れた紙

      【例:資源ごみ「プラスチック製容器包装」の分別】

      • 〇: ペットボトルのボトル本体、食品トレーなど

      • ×: 汚れが落ちないプラスチック、歯ブラシ、洗剤のボトル本体(容器包装ではないもの)

      • 汚れたプラスチックを資源ごみに出してしまう: 汚れが落ちないプラスチックは一般廃棄物の不燃ゴミ弁当ガラとして排出しましょう。(東京23区の場合)

      • ペットボトルのキャップやラベルを外さない: キャップとラベルは原則として外し、それぞれ別の区分で排出します。

      • 段ボールを畳まずに出してしまう: 段ボールは畳んで重ねて排出します。

      3. 分別を徹底することによるコスト削減効果

      廃棄物の分別を徹底することは、環境保護に貢献するだけでなく、コスト削減にも繋がります。

      • 資源化による処理費用の削減: 資源ごみとして分別されたものは、リサイクルされ、焼却処理される量を減らすことができます。これにより、焼却処理にかかる費用を削減できます。

      • ごみ袋の削減: 正しく分別することで、ごみの量を減らすことができ、結果的にごみ袋の使用量も減らすことができます。

      • 不法投棄リスクの軽減: 適切な分別・処理を行うことで、不法投棄のリスクを減らし、罰則や社会的信用の低下を防ぐことができます。

      • 従業員への教育を徹底する: 定期的な研修やマニュアルの整備を行い、従業員の分別意識を高めましょう。

      • 分かりやすい分別表示をする: ごみ箱に分かりやすい分別表示をすることで、誤った分別を防ぎます。

      • 排出量を見直す: 無駄な廃棄物の発生を抑えるために、仕入れ方法や在庫管理を見直すことも有効です。

      4. 株式会社利根川産業の店舗廃棄物定期収集サービス

      「廃棄物の分別は大切だと分かっていても、手間がかかる…」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。株式会社利根川産業では、店舗から排出される様々な廃棄物の収集・運搬・処理をトータルでサポートいたします。

      当社のサービスの特徴

      • 事業系一般廃棄物・産業廃棄物に対応: 両方の廃棄物に対応できるため、まとめてご依頼いただけます。

      • お客様に合わせた収集プラン: 排出量や頻度に合わせて、最適な収集プランをご提案します。

      • 法令遵守を徹底: 適切な処理方法で、お客様の法令遵守をサポートします。

      • 信頼と実績: 長年の経験と実績で、安心してお任せいただけます。

      • 既存のお取引先様へ: いつも利根川産業をご利用いただき、誠にありがとうございます。廃棄物処理に関するご相談もお気軽にお申し付けください。

      サービスの流れ

      1. お問い合わせ: お電話またはウェブサイトの問い合わせフォームから、お気軽にご相談ください。

      2. お打ち合わせ・お見積り: お客様の状況を詳しくお伺いし、最適なプランとお見積りをご提示します。

      3. ご契約: ご納得いただけましたら、ご契約となります。

      4. 収集開始: お客様のご希望の日時に、廃棄物を収集いたします。

      【お問い合わせはこちら】

      まとめ

      店舗から排出される廃棄物の適切な分別は、コスト削減、法令遵守、そして企業イメージの向上に繋がる重要な取り組みです。この記事を参考に、改めて店舗の廃棄物分別方法を見直してみてはいかがでしょうか。

      もし、廃棄物処理に関してお困りのことがございましたら、株式会社利根川産業までお気軽にご相談ください。お客様の課題解決に向けて、全力でサポートさせていただきます。

      最後までお読みいただき、ありがとうございました。

      利根川 靖

      監修

      利根川 靖

      株式会社利根川産業の二代目経営者。業界歴20年で東京都廃棄物の組合理事も兼任。
      廃棄物業界を盛り上げようと地方の業者と連携。得意分野はITツールにて生産性を高めること。
      これからの若い人材が業界で働きたくなる魅力づくりに奮闘中。

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