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2020.05.01 業界情報

東京23区 少量廃棄物排出事業者による事業系ゴミの各区への委託処理について

東京23区 少量廃棄物排出事業者による事業系ゴミの各区への委託処理について
緊急事態宣言以降飲食店からの当社への問い合わせが増えておりますので、少量廃棄物排出事業者のための廃棄物処理方法について解説します。
まず基本として23区は原則として事業系ゴミは収集しておりません。
ただし小規模事業者に限り有料ごみ処理券を貼り付けることにより収集を委託することができます。
また、粗大ごみなどの産業廃棄物(1辺の大きさが30cm以上のもの)は区では収集できません。廃棄物収集運搬会社へ個別契約し委託することになります。

事業系有料ゴミ処理券

種類 枚数 金額
10ℓ券 1セット10枚 760円
20ℓ券 1セット10枚 1,520円
45ℓ券 1セット10枚 3,420円
70ℓ券 1セット10枚 2,660円

※事業系有料ゴミ処理券は「ごみ処理券取扱所」の標識のある店舗・コンビニエンスストアでお買い求めください。

排出方法

各区の分別基準に従い決められた場所、時間までにごみを出すことが義務付けられています。
近隣環境への影響などで夜間などの排出はできません。

分別方法

各区の分別基準に従い分別を行う。

回収頻度

各区のエリア毎に定められていますので、詳しくは下記表の該当区をクリックしご確認ください。

弊社への収集のご依頼について

大変ありがたいことにHP検索より弊社へ廃棄物回収依頼があります。我々事業系一般廃棄物収集業者はルートにより毎日多くのお客様の廃棄物を収集しています。業者にもよりますが、その数数十件から数百件です。ルート状に合致し、お客様のご要望にお応えできれば回収が可能となります。回収問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

しかしながら少量廃棄物排出事業者ですと、どこの業者も嫌煙しがちです。区の収集は基本的に事業系一般廃棄物は回収を行わない傾向です、東京都内には300-400と呼ばれる許可業者がおりますので根気強く回収業者を探してみてください。また、店舗周辺にある廃棄物をどこの業者が回収しているかをリサーチし、そこから当たってみるのも有効かと思います。

 

東京23区区別数量規定一覧表

No 基準数量
1 千代田区 50kg未満
2 中央区
50kg未満
3 港区
原則区では収集不可
4 新宿区
50kg未満
5 文京区
1.50kg未満
2.常時使用する従業員数が20名以下
6 台東区
45L袋で3袋まで(総量50kg未満)
7 墨田区
家庭ごみの収集に支障がない範囲の少量のごみ(資源物含む)
8 江東区
50kg未満
9 品川区 日量40kg以下
10 目黒区
50kg未満
11 大田区
家庭ごみの収集に支障がない範囲の少量のごみ(資源物含む)
12 世田谷区
30キkg以下(45L袋で4袋まで)
13 渋谷区
135L(45L袋で3袋まで)
14 中野区
1.常時使用する従業員数が20名以下
2.50kg未満
15 杉並区
家庭ごみの収集に支障がない範囲の少量のごみ(資源物含む)
16 豊島区
少量の排出事業者(10kg未満)
17 北区
1.常時使用する従業員数が20名以下
2.日量10kg未満(45L袋で4袋まで)
18 荒川区
45Lの袋で2、3袋程度
19 板橋区
家庭ごみの収集に支障がない範囲の少量のごみ(資源物含む)
20 練馬区
30kg未満
21 足立区
1.90ℓ以下(目安として45ℓ袋で2袋まで)
2.常時使用する従業員数が20名以下
22 葛飾区
90L以内
23 江戸川区
50kg未満

廃棄物収集運搬のより詳しい情報は、下記のバーナーをクリックしご覧ください。

廃棄物収集運搬なら利根川産業

利根川 靖

監修

利根川 靖

株式会社利根川産業の二代目経営者。業界歴20年で東京都廃棄物の組合理事も兼任。
廃棄物業界を盛り上げようと地方の業者と連携。得意分野はITツールにて生産性を高めること。
これからの若い人材が業界で働きたくなる魅力づくりに奮闘中。

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